アーティスト
A23_「BODY PRINT ACTION 2024 -わたしときおくのかたち-」」
浅見俊哉 @バーバーアラキ1F
【BODY PRINT ACTION】は、様々な場所でそこに集った人たちと等身大の影【BODY PRINT】を日光写真(写真の古典技法:サイアノタイプ )で撮影する4年目のプロジェクトです。2024年は、「わたしときおくのかたち」をテーマに、埼玉県、広島県、東京都の6箇所を会場に制作ワークショップを実施しました。等身大の身体の影と一緒に、大切なもの、記憶の品を並べて撮影することで、その人の持つ「今の時間」を記録し(撮影は天候にもよりますが約10-15分)、実施する場所の歴史、文化、環境などと自分の関係を考え、さらにその場所ならではの素材を生かして制作しました。本展はプロジェクトのアーカイブを参加者作品を中心に展示しています。
会期中
美術家・写真作家・造形ワークショップデザイナー。
1982年東京都葛飾区生。2006年文教大学教育学部美術専修卒業。
2004年頃から、「時間」と「記憶」をテーマにものを直接感光面に置き一定の太陽光で撮る写真(フォトグラム)を制作。代表作にヒロシマの被爆樹木を2012年より毎年撮り続ける『呼吸する影-被爆樹木のフォトグラム-』がある。「つくること」と「つたえること」の両輪を持って活動する事が自身の芸術活動であると考え、全国各地でワークショップやアートプロジェクトを実施し、制作者と参加者が双方向的に創造力を生み出せる「場」をつくっている。近年は「さいたま国際芸術祭2023」市民プロジェクトキュレーターを務め「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」を展開した。