京島の十月 〜 三年目の疲労 〜

淺野義弘

ライターとして京島に引っ越してきた筆者は、取材や日常の記録を通じて街との関わりを深めていった。全てが新鮮に見えた初年度から時が経ち、下町生活ならではの気疲れや気負いを感じることも増えた三年目。街に人の出入りが増えるEXPO期間中、日記を書いて更新する行為を通じて、この疲労感の正体と向き合っていく。

Web版は毎日24:00までに　https://note.com/kyojima_totsu/　にて更新。翌営業日にはそれを印刷したものを京島共同凸工所に展示する。

ライター/京島共同凸工所ラボ長。
大学で3Dプリンターと出会いものづくりの世界に入る。全国のものづくり施設や作家の取材を続けるうち京島と出会い、 2023年8月よりメイカースペース「京島共同凸工所」の運営をスタート。すみだ向島EXPO 2023では毎日の出来事を日記として記録・公開し、2024年5月に書籍「京島の十月」として出版した。