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明治大学山本俊哉研究室
Yamamoto.lab, Meiji univ
明治大学理工学部建築学科・教授
明治大学山本俊哉研究室は、35年前からすみだ向島のまちづくりに関わってきた山本俊哉教授が率いる建築・都市計画に関する研究グループです。大学院生と学部4年生が毎年20数名所属し、2005年の発足以来、延べ300名ほどの卒業生・修了生を輩出してきました。アイドルグループHey! Say! JUMPの伊野尾慧が所属していた研究室としても知られ、よくマスコミに登場します。
研究の領域は、子どもの犯罪からの安全から高齢者の転倒事故予防、三陸の復興まちづくりから洪水・土砂災害からの逃げ地図づくり、戦前からの古書店街の歴史から現代中国の都市変容と幅広いです。すみだ向島については、研究室の発足以来長年京島地区のまちづくりの研究を続けており、最近はリノベーションされた長屋に着目して京島地区の変容を追っています。
研究を指導する山本俊哉は、当初はコンサルタントとして防災まちづくりに関わり、その後川の手倶楽部という市民団体を立ち上げ、20年前に向島博覧会を企画・開催し、学術・藝術の成果を地域に還元するため、NPO向島学会の設立を進めました。
今回は、すみだ向島expo2020の会場になっている20以上の京島長屋の再生事例をビジュアルに紹介するとともに、大学院生によるこれからの京島長屋の再生提案の図面や模型を展示する「京島長屋再生まちづくり展」を企画しました。京島長屋を再生したsheep studioの2階で開催します。入場無料ですので、地元の方々もどうぞこの機会にいらしてください。
場所:sheepstudio
すみだ向島EXPOの会場の多くは、最近リノベーションされた京島地区の20以上の長屋。その歴史を振り返りつつ、運営者や利用者の想いをパネルにしてビジュアルに展示。併せて大学院生らの提案の図面や模型を展示します。