© 2020 SumidaMukojimaEXPO
1985年、兵庫県神戸市生まれ。学校でアートを習ったが、アートというものが根本的にわからず、自分なりの解釈で制作を続けていたら気付いたらお墓を作っていた。でもあるお寺に営業に行った時「オウム(真理教)みたい」と言われた。薄々自分がカルトギリギリだとは思っていたが、その時改めて自分に宿っている日本特有の歪んだマインドがあることに気が付いた。新興宗教とのニアミスは、規模は違えど戦時に流行った近代の超克という概念とたぶん一緒だと気づいて恐れおののいた。アートをやって歴史を相対化したつもりになって、実はおんなじことを繰り返していたのだと。そこから自分のアート人生第二章が始まって、筋トレを始めた。
場所:Alternative Entrance Tokyo 押上3-25-17
コロナ禍で空室となった多くの部屋を使って、新作「移民の夢」および近作を展示。国家の建前として移民を認めないことで、等閑視された権利問題を可視化すべく、渦中の新たな隣人、留学生や技能実習生に直接コンタクトをとり、制作。
11:00-17:00のみオープン。
展示風景ムービー >