イベント

一服三銭

野遊 -no you-@CH-CHAYA前

室町時代、まだ茶道というものが確立される前は路傍や寺社の門前でお茶一服を銭一文で点てている者が多くいた。しかし昨今の茶の湯は敷居が高い印象が先行し、お茶と縁がない者にとっては遠い存在となっている。今一度路傍で茶を点てて行き交う人と茶の湯を楽しむことで、街と人とを繋ぐ茶の湯の可能性を確かめたい。

10 月  14 日 15 時~

入場料300円

2001年生まれ。国際基督教大学三年。お茶と料理に興味があり、専攻は美学と東洋思想。「侘びる茶会」を主催し、懐石料理と抹茶を楽しんだ後に俳句を読んで侘びる会を自宅にて毎月開催。また、裏千家茶道の門弟でもあり、裏千家関東学生茶道研究会の評議員長(代表)を務める。
裏千家流茶道にて点前・作法を守る意義を見つめつつ、法というものを超えた茶の湯自体を楽しむあり方を模索している。
向島で行き交う人と茶を交わしながら考えたい。