市川平

元彫刻家で、現在は特殊照明作家と称して様々なジャンルとコラボレーションワークをしています。


僕が学生の頃、大阪の繁華街で開催されていた、キリンコンテンポラリーアワードの受賞者で、大きな鉄の彫刻や、光を用いた作品には圧倒されました。


特に昭和の世代で植えつけられている未知の世界、宇宙やSF映画などを連想させる作品は、美術の枠に留まらない科学や工学的な魅力があり、日本のアートシーンの特徴でもあったと思います。


そして、近年の活動のコラボレーションワークは、僕の生き方にも似ていて、今回、憧れの市川さんに光の演出をしてもらえることを楽しみにしています。


芸術監督 ヒロセガイより